一般社団法人 応用日本語教育協会(Applied Japanese Language Education Association)

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STBJの評価基準

「標準ビジネス日本語テスト」は、次の「基準」に準拠して5段階の能力レベル測定を行います。

上司からの指示を理解し、与えられた業務を日本語を使用して達成できる能力があり、業務の遂行に必要な場合には、上司や同僚に質問したり、意見を述べたりすることができ、付随するビジネス知識やマナーも理解し、日本人との協働作業において違和感を与えらない諸条件を満たしている。(高度な交渉や商談の表現やビジネス知識、駆け引き技術などは必要とされない。)

 

社外の人たちと適切な待遇表現を用いて、日本のビジネス社会に受け入れられるマナーで話し合える言語能力と知識があり、相手の語用論的な主張内容を理解し、必要な要求を妥当な方法で伝達できる能力がある。(前項と同様に、高度な交渉技術や知識は求められていない。)

 

サービス産業の従業員や店員として顧客や関連企業の日本人を対象に適切な対応が可能な日本語能力とマナーを含む知識があり、社会的に妥当な行動が取れる。インフォーマルな顧客の話し方をすばやく理解し、適切な待遇表現を用いて効果的なコミュニケーションが可能な諸能力がある。

 

STBJの能力レベル判定基準

STBJでは、基準得点によって以下の5段階の能力レベルを設定しています。

JLPT受験歴のあるSTBJ受験者の調査から、以下の相関関係が認められます。

 

  STBJ 能力の概略 JLPT
1000 BJ1(800-1000点) 企業内での日本語による業務が可能なレベル
来訪者との会話における敬意表現が使用可能
N1
 
900
  N2
800 BJ2(650-799点) 企業内での日本語による業務がおおむね可能なレベル
聴解能力は充分であるが、発話には誤りもある
 
700 N3
  BJ3(450-649点) 企業内での日本語による業務が時に困難なレベル
聴解能力でも発話能力でも正確さを欠く
600
  N4
500
  BJ4(250-449点) 日本語による業務はかなり困難なレベル
暗記している文章のみ使用し、応用能力は乏しい
400 N5
 
300
  BJ5(0-249点) 日本語による業務は不可能なレベル
日本語学習の入門期程度の知識しか認められない
-
200
 
100
 

 

 

STBJ能力レベル解説

STBJでは、基準得点によって以下の5段階の能力レベルを設定しています。

BJ1レベル<企業内での日本語による業務が可能なレベル>

 

 

→日本語が必要な部署での業務が可能な人材

 

 

BJ2レベル<企業内での日本語による業務がおおむね可能なレベル>

 

 

→日本語が必要な部署での業務がある程度可能な人材

 

 

BJ3レベル<企業内での日本語による業務が時に困難なレベル>

 

 

→日本語が必要な部署での業務は問題がある人材

 

 

BJ4レベル<日本語による業務はかなり困難なレベル>

 

 

→業務で日本語を使うことは不可能な人材

 

 

BJ5レベル<日本語による業務は不可能なレベル>

 

 

→あらゆる能力が不足しているので、日本語使用の期待はできない人材

 

 

 

 

 

テスト評価について

STBJに限らず、言語のテストでは言語活動のすべてをテストすることはできません。

多数の受験者の能力を測定する「客観テスト」の場合は、「発話能力」や「記述能力」のような発信能力は、「主観テスト」で行われるような「実際の会話」や「文章作成」を行わせることは受験者数からしても難しいので、測定対象にすることはできません。従って、このような発信能力の測定は、類推によって行います。

例えば、テスト1の「発話能力問題」の場合、ある状況における「最もふさわしい発話」を解答例の4肢選択で答えさせますが、正答できた受験者は、「おそらく実際のコミュニケーションでも正しい発話が可能である」と考えて、「発話能力」測定の資料として採用しています。「記述能力」の場合も、「正しい記述」が選択できた受験者は、「読解能力」ばかりでなく、「記述能力」があると判断します。  このようにSTBJでは、直接に測定し得ない能力は、「類推」によって判定する方法を採っています。

 

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